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宇田川浩行(希哲館)✅ @hiro@mn.kitetu.com

実は希哲館発足当初から翻訳活動というのはしていたのだが,情技(IT)文書って翻訳しようとすると「英単語をカタカナに置き換える作業」が大半を占める。これは翻訳をしていると言えるのだろうか,という疑問が希哲館訳語の原点になっている。

希哲館は,史上初めて「日本語で情技(IT)を扱った機関」かもしれない。と思うくらい,希哲館訳語以前以後の情技文書には差がある。

希哲館訳語なくして情技(IT)日本語なし,という感じになっている。

希哲館訳語や交度英語(Code English)を収録した『希哲辞典』,一刻もはやく公開すべきだな。日本語に対する義務として。

パーソナル コンピューターは「個人勘報機」で良いとして,PC(パソコン)のように気軽に使える略語が欲しいと思っていたのだが,今のところこれは「個人機」が良い感じ。

モラー報告書が公表された直後,私は「長文が読めないことで有名なのでトランプは報告書の内容をまず理解していない」と断言したが,案の定,それまで「やったー潔白だー」と言っていたのが弾劾論などが盛り上がり始めたのをみてモラーを攻撃しだした。ここまでアホだと可愛さがある。

こういうの,国語教育とか,理系・文系みたいな教育観の問題なのかなとか考えてしまう。日本の技術者って,やっぱり全体的に「国語音痴」なのだと思う。

「浮動小数点数」とかも,今思えば不思議な訳語だ。こういうの,最初に考えた人達って「使いにくい」とは思わなかったのだろうか。ちなみに希哲館訳語でも中国語でも〈floating point number〉は「浮点数」と訳す。

「業界総懺悔」というのは,今後の日本情技(IT)業界のキーワードになると思っている。

私が思惑通りデライトを成功させ,GAFAM を越える企業に希哲社を成長させた暁には,日本の情技(IT)業界を代表し,「業界総懺悔」の姿勢でこの状況を変える。

カタカナ依存症の情技(IT)日本語の恥ずかしさって,どうやったら業界人に伝わるんだろうとずっと思っていたのだが,情技教育で子供たちに自分たちの言葉を伝える,ということを考えた時に気付いてもらえるんじゃないか,という淡い期待がある。そこで気付かなかったら絶望感があるが。

翻訳語を考えるとき,当然中国語を参考にすることも多いが,そのたびに焦りを感じる。英語のみならず中国語と比較しても,日本人が情技(IT)を理解し知識を蓄積する言語を持っていないという現実に。

情技(IT)教育を考えた時,やはりカタカナ語と悪訳の問題は解消しておく必要がある。現状の情技日本語は子供に学ばせられる代物じゃないし,はっきり言って,恥ずかしい。もっとまずいのは,それを自覚している者が少ないということ。

「中央演算処理装置」と訳した人の気持ちはさらに分からない。訳語というより説明文に近いし,そのつもりで書いたのかもしれないが。

CPU を「中央処理装置」と最初に訳した人が何を考えていたかは分からないが,ここで冗長かつ接尾辞として扱えない「装置」を使うのはあまり上手くない。「中央処理器」なら「中処器」とか自然に略しやすい。

いまなんとなく中国語を調べたら,向こうでは〈中央处理器〉か。中央処理装置という訳もあるし,ここは「中央処理器」にしておくのが無難か。

細かいことだが,CPU を「中央処理器」と訳すか「中心処理器」と訳すかでちょっと迷う。「中心」の方が厳密に役割を表現している気がするので今のところ中心派なのだが……。

そういえば昔,ソケットを「挿口」(そうこう)と訳していたな。地味ながら音声的にも意味的にも完璧な訳語。CPU ソケットは中心処理器挿口,略して中処器挿口といったところか。

「陰謀論に騙される」というのは正しい表現ではないのかもしれない。彼らは騙されているわけではない。彼らの潜在意識が陰謀論を創り出しているのだ。